2012年4月7日土曜日

最近長時間の特番が多い

最近というかもう結構前から、地上波のテレビ番組って長時間の特番が増えてますよね。
昔は、番組改編期くらいだったのに。

きっと、制作する人たちにとって今はコスト削減が至上命題。
それでも以前からの至上命題「視聴率獲得」がのしかかっている。

番組の放送料って、時間単位でいくらって決まっているから、ひとつの番組にどれだけのスポンサーがつくかで制作費、テレビ局の儲けは変わってくる。
地上波の広告料は、おそらくどこの企業でも削っているはずだから、番組の制作費は減ってるはず。そのなかで今まで通りの儲けを確保しようとしたら、どれだけ制作コストを削るかが重要。
だから、経費の安いタレントを使って、同じ人間が長時間働く特番が増えているんでしょうね。

以前だったら5時間収録して1時間番組に編集していたのを、5時間収録して3時間番組にする。
だから、以前だったら使わないような薄い内容のトークもはいってくる。
まあ、テレビはほぼ環境音になっていて、本気で見るものじゃ無くなってきているので、中身はどうでも良くなっているのかもしれませんが。

ところで、
こんなに長時間の特番が増えたら、全然「特別」番組じゃないですよね。
何十年も「革命」し続けているどっかの国もありますけどね。
何十年と行政改革し続けている国もね。


ダーツやってると、「いつも通り」とか「常に同じ」とか、どんなに難しいか分かります。
ひと投げひと投げが、毎回ちょっとずつ違っている。
それを、いろんな動きトータルで同じ感じにしていく。


「特別」とか「改革」もそうだけど、「普通」とか「当たり前」、そういう言葉を真に受けないようにしないといけないのかも。


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