スマートフォンの電力消費は、ディスプレイ表示と表・裏問わずの通信がほとんどです。
バッテリのもちを良くするためには、ここらへんをしっかり押さえた端末設定が必要なわけです。
でも、いちいち手動で、画面の輝度を状況に応じて細かく調整したり、データ通信をOffにしたりするのはとっても面倒。
調整している間の画面表示も、回数が嵩めばそれなりに電力を消費するし。
そこで私は、そういったメンドくさい設定を、ホーム画面に置いたウィジェットを1タップすれば、Taskerが全部やってくれるように設定しています。
以下、その設定。
Taskerの各種設定方法は、過去のエントリを参照してください。
Task名: Work
Abort Existing Task
1: Flash [ Text:WORK_ON Long:Off ]
2: Zoom Element Text Colour [ Element:WORKs / work Colour:#FFFF0000 ]
3: Zoom Element Text Colour [ Element:HOMEs / home Colour:#FF000000 ]
4: Auto Brightness [ Set:Off ]
5: Display Brightness [ Level:0]
6: Auto-Sync [ Set:Off ]
7: Profile Status [ Name:スクリーンoffでデータ通信off Set:On ]
8: Profile Status [ Name:スクリーンoffで輝度off Set:On ]
9: Profile Status [ Name:画面off中データ通信30分毎 Set:On ]
10: Profile Status [ Name:スクリーンonでデータ通信on Set:On ]
11: Wait [ Minutes:2 ]
12: WiFi [ Set:Off ]
13: Mobile Data [ Set:Off ]
14: Auto-Sync [ Set:Off ]
14: Auto-Sync [ Set:Off ]
Taskerでバックアップを保存すると、こんな感じで設定一覧のテキストファイルを残してくれます。便利。
で、設定の説明です。
上記1~13までのひとまとまりで、「Work」という名前のTaskです。
このWorkという名前のTaskを、Zoomというアプリで作ったウィジェットで実行させるわけです。
どんな動きを実行させているか、順番に。
1:WORKと書かれたウィジェットをタップすると、「WORK_ON」と画面に表示させる。
2:Zoomで作ったウィジェットのWorkという文字を、赤色にする。
3:Homeと書かれたウィジェットを黒色にする。
Homeは、Workの反対でいろんな設定をONにするTaskです。
つまり、どっちのTaskが実行状態なのか、ウィジェットの色を変えてわかるようにしているわけです。
4:画面の自動輝度をOff。
5:画面の輝度を最低に。
6:自動同期をOff。
7:「画面が消えたらデータ通信をOffにする」というProfileをOn。
このProfile、実際には、画面が消えてから2分待ってからデータ通信をOffします。
メールの送信中などにOffになったら嫌なので。
8:「画面が消えたら、画面の自動輝度をOffにする」 ProfileをOn。
上記の4とかぶるんですが、他のProfileとのからみで、ひとつ入れています。
9:まったくデータ通信しないと、メールも受信できないので、30分ごとに、2分間通信するようにしています。
ちなみに、データ通信がOffになってても、spモードメールの受信通知はきます。メール本体を受信してないだけで。「受信通知がきたら、通信をOnにしてメールダウンロード」っていうProfileもつくれるはず。
10:「画面が表示されたら、データ通信をOn」というProfileをOn。
11~14:2分待ってから(理由は上記7:と同様)Wi-Fiとデータ通信と同期をOff。
以上の設定で、画面表示も抑えて、通信も抑えて、電力消費は格段に減るはずです。
仕事や外出、電源の確保が難しい時などは、上記の「Work」というタスクを走らせて節電。
家に帰ったり、電源やWi-Fi環境が整っているところでは「Home」という「Work」と反対のタスクを走らせて快適に。
ホントに便利ですよ。Taskerってやつは。
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