Taskerの機能の一つ“Scene”は、タイル上のパーツをホームに表示して、それをタップやフリックするといろんな動作ができるように設定する機能です。
タイル上のパーツは、大きさを自由に決められて、透明度も自由に設定できます。
ステータスバーやウィジェットの上に重ねて表示させることもできるので、作りようによっては、何も無いところをタップしてアプリを呼び出したり、特定の場所をフリックして画面設定を変化させたり、いろいろできます。
今回は、基本操作の紹介がてら、「いちいち設定画面を開かなくても、ステータスバーの端をタップするだけで、画面回転設定が切り替わる」というSceneを設定してみたいと思います。
Taskerの基本操作、設定の仕方は、こちらからどうぞ。
では、さっそく。
あ、文中の“レ”はチェックマークのこと。
では。
Taskerを呼び出して、“Scenes”タブをタップ。
Profile一覧と同じような画面が表示されます。
設定の仕方は、基本的にProfileと同じ。
+で新規Scenesを追加します。
わかりやすい名前を適当に入力して、レをタップ。
なんか、「スクリーンをキャプチャし・・・」って出てますが、これはTaskerと関係なし。
なにやら黒い四角が現れます。
これが、Scenesの土台となります。
絵を描くキャンバスみたいな感じ。
このキャンバス、タッチ&ドラッグすると、点線が表示されて大きさを変えられます。
今は、「ステータスバーの端をタップする」ようにSceneを設定したいので、ステータスバーと同じくらいの高さ、ステータスバーの1/5くらいの幅に設定します。
右下の虫眼鏡をタップすると、土台が拡大表示になって、いろんな部品を置くモードになります。
ここで、端末のメニューキーをタップして、
“BackGround Colour”を選びます。
上のカラーパレットで、キャンバスの色を決めます。
その下のバーが、透明度の設定です。
向かって左にスライドで透明に、反対で不透明になります。
透明なSceneを作りたくても、最初のうちはSceneが見えてたほうがやりやすいので、スライダーは真ん中らへんに設定しておきます。
最後にちゃんと動作するか確認した後で、ここに戻って透明にしましょう。
レをタップして、戻ります。
土台の上に部品を置いていきましょう。
+をタップします。
どんな部品を置くのか聞いてきます。
ボタンやら画像やら、いろいろな部品を並べられます。
ここでは、“Doodle”を選択します。
Doodleはいたずら書きのこと。
まさに、いたずら書きのように好きな絵を描いたり、その絵に何か機能を持たせたりすることができます。
ほかに、画像やテキストを表示させることもできます。
Doodleの設定画面が開きます。
その中にまたDoodleという項目があります。
ここのボタンをタップすると、
本当に落書きできます。
レをタップして戻ります。
その下にある“Alpha”は、透明度の設定。
さっきと同じように、スライダーを動かすと、透明にできます。
この透明度は、部品の透明度。
土台じゃないことに注意。
土台ごと全部透明にするには、さっきのスライダーを調整します。
上にある“Tap”をタップします。
その隣のLong Tapは長押しした時。
そのまた隣は、フリックした時の動作です。
つまり、ひとつのSceneで3つの動作をさせられるということですね。
+をタップして、実際の動作を設定していきます。
今は、画面回転の設定をするので、“Display”をタップして、
“DisplayRotation”を選択。
表示される設定画面の“Set”で、“Toggle”を選ぶと、Sceneをタップするたびに、画面の回転をON/OFFします。
レをタップして戻ると、
レをタップ。
拡大表示に戻ります。
下の、「くまのマーク」をタップすると、
部品をタップした時の挙動を、
“Normal”土台に乗せた部品を設定
“Move”土台に乗せた部品の移動、
“Resize”土台に載せた部品のサイズを調整する、
から選べます。
レをタップして、Sceneの一覧に戻りましょう。
ここまででScene自体の設定は終了。
(まだ、透明の設定が残ってますが、それは最後に)
Taskタブをタップして、新しいTaskを作ります。
Taskの作り方、詳しくは、前の記事を参考にどうぞ。
簡単に説明すると、
+をタップ。
Taskに名前をつけて、
また+をタップ。
機能選択画面で、“Show Scene”を選択します。
表示された画面の右上にある虫眼鏡をタップ。
さっき作ったSceneが表示されるので、選択しましょう。
“Name”にさっき作ったSceneの名前が表示されます。
その下の“Display As”は、“Overlay,Blocking”を選びましょう。Overlayだけだと、表示されるだけ。タップできません。
さらにその下、“Horizontal Position”のスライダーを右に動かして、Rightに。
これは、どこにSceneを表示(透明にしたら見えないんですけどね)するのかを設定する項目です。
右端に表示させたかったら、Right。左端だったらLeft。真ん中だったら、Center。
同様に、“Vertical Position”は、上に表示させたいのでTopに。したならBottom。真ん中ならCenter。
画像だと切れてますが、またまたその下に“Show Exit Button”があるので、これにチェックを入れておきましょう。
表示されるSceneに×マークが表示されて、閉じることができるようになります。
不要ならはずしておきましょう。
同様に“Continue Task immediately”もはずしておきます。
直訳だと、「すぐにタスクを続ける」。
実のところまだよくわかっていません。
(他のタスクにすぐ復帰するって言うこと?誰か教えてください)
これで、Sceneを表示させるTaskの設定おわりです。
レをタップして戻ります。
タップして、画面の回転が有効になっているか確認してみましょう。
もう一度タップして、無効になるか確認。
いい感じなら、Scene一覧からSceneを選択して、Background Colourを透明に。
これでSceneの設定は一通りおわり。
Attention!
Sceneを調整・修正したら、一度Tasker自体をOFF/ONして、Taskerを再起動しましょう。
そして、Task一覧からSceneを表示するTaskを選んで、Sceneを走らせましょう。
OFF/ONだけだと、SceneをOFFしただけになります。
透明なSceneをいくつか作って、なにもないホーム画面から色々立ち上げるのも面白いかもしれませんね。
色とりどりのSceneを並べて、WindowsPhoneのようにすることも可能なのかな?
TaskerとAndroidの組み合わせは、スマートフォンを自分使用に仕上げていくのに、最強の組み合わせかもしれませんね。
いじりがいあります。
他のアプリとも連携するしね。
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