(2012.1.26修正・追記)
多色ボールペン。これです。
PILOTのフリクションボール3。
急に文房具の話になってますが、
私、文房具も大好きなんです。
これから、たまに文房具話が出てきます。多分。
もとい。
もともと、多色ボールペンのヘビーユーザーで、
いつも持ち歩いてはいろんな事を、メモしています。
ただ、ボールペンじゃなくシャープペンシルのほうがいい場合も結構あります。
そんな時用にシャープペンシルも持ち歩いていました。
今でもデスクで愛用しているのは、これ。
RotringのRapid。
パイプガイド部分(ペン先)の独特な機構と、
クリクリまわすとニョキニョキ出てくる実用的な消しゴムが
ものすごく便利。
グリップも私の手にジャストフィット。
が、「いつも身に着けているモノはなるべく少ないほうがいい」と思う私は、、
常日頃「なんとか筆記具を1本にできないものか」と考えていました。
シャープペンシルも内蔵した多色ペンを持ったときもありますが、
そもそもシャープペンシルを使うというときは、「消す」ことを前提としているわけで、
実用的な消しゴムが付いていない多色ペンのシャープペンシルは、今ひとつ。
で、結局Rapidと多色ボールペンの2本持ちに。
ちなみに、フリクションの前に使っていた多色ボールペンは、これ。
TombowのReporter3。
グリップがちょうどいい太さなのと、いろんなところにはさむクリップが丈夫。
そしてなにより、各色の芯を出すノック部分の「形状」が色毎に違っていて、
見なくても触感で色がわかるっていうのが、ハートキャッチャーな部分。
そんなこんなで筆記具2本持ちが長いこと続いていたのですが、
昨年発売されたフリクションボール3の登場で、長年の懸案事項が解決されました。
このフリクション、書いた線を、後ろについているラバーでこすると、
見事に消えてくれるんです。
常温では、書いた線は消えませんが、
ラバーでこすって、表面温度が60℃をこえると、インクが無色になって、「消える」んです。
消えるボールペン。
これ一本で、今までの多色ペン+シャープペンシルの役割を十分果たしてくれます。
ということで、最近はもっぱらフリクションボール3だけもって歩いています。
インクの感じは万年筆のインクのようです。
さらさらで、ちょっと色味が薄い感じ。好き嫌いがちょっと分かれるかも。
かなり理想的な筆記具だったのですが、「んん~」と思う部分も少し。
独特なインクのせいだと思いますが、インクリフィル(インクの入った芯)が太い。
ということは、それを収める本体も必然的に太くなる。
少し握りづらい。
ラバーでこすらなくても、60℃の高温にさらすと線が消えるので、
重要書類や長期保存文書には向きません。
しかし、普段使いにはまったく問題ないと思います。
「高温で消える」特徴を利用した裏技を1つ。
紙にフリクションで書いた文字を、ラバーでちまちま消さずに一気に消すには、
レーザープリンタを通すと良い。
白紙だと印刷できないので、限りなくフォントサイズを小さくしたドットなんかをウラに印刷するようにすると、いい感じ。
本体630円と、ほかの多色ボールペンと比べてお高めですが、
使う価値ありだと思います。
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