2008年11月21日金曜日

肘を固定?~前方後円墳式スローイング~

ダーツを始めた頃は、「ダーツ 投げ方」なんてググってみたり、本屋でダーツの本を探しては「スローイング」のページを食い入るように見たり。

そんなこんなのサイトやら本は、たいてい「肘を固定し、セットアップの位置でリリースします」なんて書いています。
おまけに「肘は最後まで固定」って書いています。

で、
みなさん、肘を最後まで固定して投げられます?
ちょっと考えただけでもかなり至難な業だって事がわかります。

だって、肘を固定したままセットアップ位置でリリースして、ターゲットまでしっかり飛ばすためには、テイクバックからリリースまでの腕の振りがとてつもないスピードでなければなりません。
よっぽどのムキムキマッチョの方は可能かもしれませんが、普通はちょっと難しい。
それに、そんな勢いで投げてたら、すぐ肘壊します。

今までダーツを投げてきた感覚だと、肘の固定はテイクバック~セットアップ位置まで戻すときだけでOKです。
セットアップ位置からは、腕をターゲットに向けて伸ばす(ターゲット位置に肩のある人が立っていて、その人の肩をぽんと叩く感じで腕を伸ばす)。

すると、肘は自然に上に上がっていくはずです。

つまり、ダーツを投げる動きは、
①肘を固定してテイクバック→セットアップ位置まで腕を戻す

②セットアップ位置からターゲットに腕を伸ばす
を足し動きになります。

①では肘は固定。
②では肘を解放します。

①は円運動です。
②は直線です。

いうならば、ダーツを投げる動きは、円と直線が組み合わさった「前方後円墳」運動です。
(つなぎ目はあんなにくびれないですけどね)

スローイングにお悩みの方、一度お試しあれ。

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