2008年11月24日月曜日

肘で狙う。

前回に続いて、肘の話。

この三連休、地元に帰る用事があって、私にダーツを教えた師匠No.1と数人の仲間で投げてきました。
その中にダーツを始めて数ヶ月の女性がいて、スローイングについて相談されました。
いわく、「クリケ入らないんだけど」。

で、あーだこーだとアドバイスしたんですが、その中で一番効果があったのが、
「肘で狙う」
でした。


肘を支点に腕を振って投げるわけですから、ダーツは肘の延長線上に飛んでいくはずです。
ということは、セッティングの際にダーツがターゲットを向いていたとしても、肘がターゲットを向いていなければ(正確には肩と肘のライン、つまり上腕の延長線上にターゲットが無ければ)、腕をまっすぐ伸ばしてもターゲットと別なところへダーツは飛んでいってしまいます。

「ダーツがターゲット向いてて肘が向いてないなんて事あるのか?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際、グリップの指の位置や手首の曲げ方等によって、上腕のラインとダーツの向きがずれていることは結構あります。

肘(上腕)の向きとダーツの向きがずれている場合、まっすぐ伸ばせば当然ターゲットからずれた方向に飛んでいくので、スローイング中に肩から先をずらしながら投げることになります。
スローイング中に動く関節の幅が広ければ広いほど、スローイングは安定せず、ターゲットからのズレは大きくなります。


なので、肘の向き(上腕の向き)をしっかりターゲットに向けて、ダーツもそのラインに平行に構えてただまっすぐ投げることだけに集中すれば、横方向へのズレはなくなるはず。


で、女性の方に肘で狙うことを意識して投げてもらうと、しっかりとクリケットナンバーに入るようになりました。
リリースのタイミングがまだ一定ではなかったので、高さはばらばらでしたが、横のズレは減って、特に19、17はバンバン入ってました。


個人差はあると思いますが、横へのズレが結構ひどい方は試してみてはいかかでしょう?

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